雨が酷くて外出できないことだし。

 ちょっと真面目な話でもしましょうか。

 しかしまずは最近のアニメの評価。前回迷い猫がなんか2クールあるような記事書いてしまいましたが、完全に思い違いですた。お恥ずかしい。クッソみたいな総集編でクスリとしながら無事に放映終了してました。試みとしては中々おもしろかったのではないでしょうか。毎回監督を変えるなど。無謀だった感がひどいですけどね。夏開始のアニメで今のところ一番期待しているのは学園黙示録とみつどもえですね。惜しいところを次点でストパン2、ぬらりひょんの孫などが続きます。まぁ結構どれも良作っぽいですね。黙示録はヒロインのウザさが真面目に凄い。あれだけウザかったら流石に見るの嫌にもなりますが、逆にそこまで感情移入させられたのも久々かもしれません。特にあんな序盤で。期待大です。みつどもえはゆるぎない安定感。連載は特に追っていたわけではないですが多少読んでました。時折しんどいんですが原作もやはりすばらしくおもしろい。アニメの印象としてはWORKING!同様の完成度ですね。高い再現度とアニメならではの演出効果の相乗効果が実に素晴らしい。楽しみです。同誌の生徒会役員共は初見でした。しかしなかなかテンポもよくよろしいかと。らきすたがさっぱりした下ネタ漫画だったらあんな感じになるじゃないかしら。世紀末オカルト学園は絵があんまり好みじゃなかったのですが見出してみるといやいやおもしろい。時代考証も重要なタイプのファンタジーは中々好きです。殿といっしょは声優陣すげぇなぁ。ストライクウィッチーズ2は坂本少佐がCV交代されたらしく戦々恐々としていたのですが意外にも違和感ないっていうか全然普通。流石に最後の哄笑だけは「あ、やっぱり違うっちゃ違うな」と思いましたがそのくらい。むしろ芳佳ちゃんの声の方が何故か違和感大きいっていう。本当に不思議。オオカミさんは原作がすごい好きなので毎週wktkしてますが、まさかナレーションが新井さんとは……。いや、好きなんですけど、彼女は良くも悪くもアクが強いですからね。レールガンで声の変態性を遺憾なく発揮したおかげで黒子イメージが定着しすぎた感があります。まぁボクもゆかりん=なのはちゃんってイメージが離れませんが。アマガミSSは普通に見てます。原作やったことはないですが、まぁやっぱりかわいいですよね。祝福のカンパネラは最近のエロゲアニメ化傾向の煽りですかね。まぁ声優陣が異彩を放ってます。とりあえずレスターはボクと代わるべき。何だかんだで期待してますよ。クェイサーみたいな設定でもストーリーでもないですし。よく考えるとまだ屍鬼見てなかった。小野不由美の原作はまだ読んだことないんですよねー。可能な限り小説で読みたい人ですけど。十二国記好きです。あとSQで連載してる漫画も一応追ってます。封神演技おもしろかったですしねー。現時点で難癖つけるならあそびにいくヨ!ですね。ちょっと展開が意味わかんなかった。演出もいまいち凄いのかすごくないのかがはっきりしない。まぁ演出で言うなら黙示録の戦闘アクションの意味不明なカメラワークとかも気持ち悪かったんですけど。
 今期もアニメは豊作のようで大変よろしいですね! むしろ最近はアニメを追うのが多少きついくらいですww

 さて真面目な話。劇場版魔法少女リリカルなのはのフィギュアですが、アルターから出る11月発売のフェイト・テスタロッサの予約を決断できない。今のところAmazonはまだ予約受付開始をしていないので、密林がソフマップの通販より値引きしていたらそちらで注文するつもりです。月末までは待ちますが、それ以降ならもう祖父で注文することに。しかし問題はそのお値段。1万強とちょっと大きなお買い物ですね。いずれ出るだろう劇場版ブルーレイディスクの予約が例え1万で済んだとしても、PCをBD対応に改造というか組み替えるのにおよそ6〜8万くらい想定してるので10万弱ほどの予算が必要なのですが、大丈夫かしら。まぁしかしフェイトたんもお飾りしたいので背に腹はかえられぬ、ということでしょう。それとなのはのフィギュア再販しろこんちきしょう!

 ついでにロリの話でもしますか。児童ポルノについて。
 まあボクはどちらかというまでもなくロリコンですから、そもそも新条例や改正法にはどうしても穿った目線からのアプローチになってしまうのですがね。この話題に関しましては大体どの記事でも似たようなことが書かれています。いわく、非実在青少年の規制の如何、ですね。ちなみにボクの専門は2次元でして、3次元の彼女らは抱きしめたいくらいにかわいい保護対象に過ぎません。いや、愛してはいますけどね。そこに爛れた性欲をわざわざ持ち込もうとは思いません。ボクはヴィヴィオを舐めることができればそれで満足です。
 争点は「非実在青少年児童ポルノの児童に対する悪影響」というところでしょうか。なんというか、耳タコな話ですがそもそも児童ポルノ禁止法の趣旨は「児童の性的被害の禁止(と救済)」です。エロ漫画を見て性意識が低下するってのは別に法で規制するまでもない倫理上の問題です。極端に言えば「思想の自由」を侵害する違憲立法でしょう。まぁ低俗下劣な性意識を推進するわけでも擁護するつもりもありませんが、個人の考え方に多大に影響するから規制するっていうのは一種の思想教育ですし、国家や市政のしていい行為ではないですね。また、児ポ法が何故規制をしているかというと実際に児童に及ぶ被害が具体的に確認できるからなんですよね。でなければAVの中に児童がいるといって逮捕したりなんなりできませんし。では非実在青少年、エロ漫画やエロゲで被害にあったのは誰なんでしょうか? 非常に不確実で不特定の児童がエロゲの所為で被害に遭ったとしましょう。この被害とエロゲを結びつける因果関係を証明できるのは実際の加害者でも非常に難しいものです。「牛の捌き方の本を見て人にも応用できるかな、と思ってやりました」といった殺人犯がいたとしましょう。彼の犯した犯罪と「牛の捌き方」の本との関係はどれほどの深さがあるのでしょうか。むしろ彼の生活環境など精神的な理由にこそ注目するのが普通でしょう。何故なら、普通の人は「牛の捌き方」をしったところでそれを「人間」に試そうなどと考えません。発想がないのです。このような思考を異常と呼んで差し支えないでしょう。ではこの「異常」の原因は「本」にあるのか。繰り返しになりますが万人が読んで大多数が「違う」と答えるでしょう。もちろんきっかけにはなるかもしれません。しかし根本的な問題は成長過程での環境など、人格形成上のものでしょう。
 誰がエロゲをやってエロ漫画を読んでそれを実際にやってみようと思うのでしょうね。精々自慰に耽る程度でしょう。ボクが言うんだから間違いありません。実際に襲ったりして犯罪行為をするのは、そもそも「犯罪」という概念をよく理解していないのです。「悪い」という判別が付かないのではなく、「悪い」ことをしたからなんだというのだ、という感情なのでしょうか。例えばボクたちの日常で空き缶をポイ捨てする人が無数に居ますよね。ボクはそういう人は嫌いですが、彼はそのポイ捨ては「悪い」行為だとちゃんと知ってます。だから注意すれば気分が悪くなるのでしょう。もっと身近な話をすれば、鉛筆やシャーペンの字を消しゴムで消した時に出る消しカス。学校や仕事場で机からパッパと払い落としていませんか? あれだって十分に「悪い」行いですね。床を汚しているのですから。しかし多くの人はだからといって気にも留めないでしょう。つまり「異常」とはそういうことなのです。「悪い」という一種の「常識」があるにもかかわらず、それを気にも留めない。だから「犯罪」もやってしまうのです。
 では一体どうすれば犯罪が減るんでしょうねぇ。もちろんこの「異常」も、「異常」だから即罪を犯す、というわけではありません。きっかけが重要です。ボクが挙げた例でいえば「牛の捌き方の本」ですし、規制推進派の方々に言わせれば「エロ漫画」「エロゲ」でしょう。そこに異論はありません。ただ、きっかけを水を掛けるように規制したところで「異常」と思いますか? そもそも根本から違うのですよ。この改正法などの趣旨はつまるところ、包丁で殺人事件があって非常に危険なので包丁は全て回収し、以後包丁を所持するものは処罰します、というような極端すぎるものなのです。事件が発生するきっかけは本当に何でもいいのです。自分の持つ「異常」がそれに反応してしまえば抑制することなどできません。大体、それを言うならお酒類のほうがよほど規制されて然るべき対象でしょう。一体何万件の殺傷事件が酒類を原因として発生しているのか把握しているのでしょうか。ちなみにこれは反論ではなく補足です。これが反論であるとするとそれは「論理のすり替え」であって、正しい議論になりません。
 焦点を戻しましょう。児ポ法(児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律)の本来の目的は「児童に対する性的搾取・被害」の規制と、それらの行為によって与えられた「児童の心身」の有害な影響に対する配慮です。
 非実在青少年が規制されるいわれはどこにもありません。何故ならエロゲやエロ漫画の中で被害に遭う児童は存在しないからです。また、実際の児童に直接性的搾取をしたり性的被害を与えたりすることはなく、故にそこからの悪影響も見出せません。問題があるとすればエロゲをやった加害者の方であって、それは自制心の低さを問題にするべきであって、個人の思想にまで口を出してはいけません。誰がどのように何を考えようとそれは個人の自由であって、誰かが否定できるものではありません。それは憲法が保障してくれるボクたちの自明の権利です。
 以上の理由でボクは改正法を批判しますし、無意味且つ無関係で的外れな措置だと判断します。
 但し、間違えないでいただきたいです。児童ポルノは立派な犯罪です。絶対に許されるべきものではありません。しかし2次元に関してはそもそも「児童」の概念がないというだけです。
 大体エロがなくてうまくいくわけありません。絶対そのうち不満が爆発しますし、何かの拍子で規制されたものを見て「異常」が爆発的に触発されては困る、という推論も実体験的に分かるものでしょう。根拠はありませんが。

 まぁ今日はこんなところで。